支笏湖釣り日記&支笏湖の風景「2011年6月22日」 [支笏湖釣り日記]
2011年6月22日 水曜日 曇たまにパラッと雨…
先週から夏になった札幌
たまに訪れるHPやブログからも
支笏湖にも、やっとDRYフライの季節がやってきた報告があり
そんな長閑で、のんびりとした釣りが大好きな私は居ても立ってもいられず…♪
汗ばむ陽気の夏日の中、支笏湖の澄んだ水に浸かり蝉フライを浮かべる
澄み渡る青い空の下、輝きを増す太陽に、どことなく夏になりきれてない心地よい微風を感じながら
色々な物事に感謝したくなる時を過ごす・・・
って、空は真っ白やん!
車から降りずにもわかるくらいの風!
兎が跳ねるとは誰が言ったのか
この日の湖面には、たっくさんの兎のような白波が立つ…
orz…
・・・あ、雨男復活かっ!?
先週末の天気予報では、水曜日までは晴マークがあったのに…
週が明けると曇りが多くなり傘マークまで…
当初予定してた月曜日は、良い方に予報が変わり風も弱まった
なのに水曜日は悪い方に予報が変わり風も強まる…
あぁ…今月2回目の休みなのになぁ…
休みの日に曇りとか雨とか、ヒジョーに凹みますね(苦)
でも、折角の釣りが出来る休み!
出来る限り楽しまなきゃ~~^^
この日は、やっぱドライは静に釣らなきゃ~って事で
久しぶりのシングルハンド♪
なので?少しでも風の影響を受けない場所を探し西側に場所を置く
着いた時に無かった風も、少しずつ強まりをみせ
浮かべていたシケーダFLYも見失う…(苦)
ウェットに切り替えるも無反応
先客も居なくなり、後から来た方々も居なくなる…
昼飯を機会に、私たちも場所変え
少し南よりの西側に場所を置き、今日のリミットの少し早い夕方まで釣りを楽しむ
増水と波と、かなりの濁りで大丈夫なの??って思いましたが…
今回は釣れました♪
でも、小っさいので載せません!
あと10cmくらい大きかったら、一応載せるんだけどな~(笑)
※串刺しにして炉辺焼きなんかにしたら美味しく頂けそうなサイズです^^
虫の出も良くなり、蝉もちょこちょこ浮いてます
水温が上がり過ぎない来月でも、もう1回来たいな~
今度は本当に、一日のんびりシケーダでの釣りを楽しみたいです^^
今回は、たいして写真も撮らなかったから釣り日記とセットです^^;
雲が低くて、波もなかったら
この流木たちが、もっともっと際立つんだろうな~っと♪
プレデターの口元のような流木です(笑)
やっぱり太陽の光がないと
緑の映え具合も今一つです・・・
でも、やっぱり支笏湖には自然がいっぱいです♪♪
黒くて大きな蝶の群れ
こういう時、もっと望遠があればな~って思います^^;
上手く写らなかったけど、大きな水溜りには
トンボやらアメンボやら、オタマジャクシや蛙やら…うじゃうじゃです^^
湖面に落ちた蝉を拾い上げ
木に移してあげようと思ったら飛び立って行きました…
って、そっちは湖じゃろ!
また落ちるで~~(爆)
いつも思うのですが、湖面に落ちて浮いてる蝉をどうしようかなと…
自然の流れで考えると、そのままにしておくのが良いのでしょうが
長い間土の中にいて、やっと出てきたと思ったら
たった数日でで、その生涯を終える
だから、そんな不本意な結末が、何だか可愛そうな気がして…
って、もしかしたら、土の中の幼虫時代も、めっちゃ楽しんでたりして~(笑)
今年の夏は、どれくらい楽しめるのだろう?
なんだか気温は、わりと平年並みの予測でしたが
7月は、雨や曇りの日が多いみたいな事言ってましたしね…
8月も、お盆を過ぎると秋へ駆け足で向かう北海道
短いな~(T_T)
どうぞ晴れてください!
せめて、私の休みだけは!!(笑)
恵山の風景「2011年6月7日 恵山で想う…」 [北海道]
前回の続きです・・・
鮮やかな華やかさと、包み込むような甘い香りの地を後にし
私は恵山に向かう
短いワインディングロードを登ると
辺りは、夢から覚めた現実を見るような風景に一変する…
咲き誇るツツジの華やかさも無ければ、包まれていた香りも無い
立上る噴煙や、危険な程に鋭利な岩
包み込む匂いは、火薬のような危険な香りに変わり
本当に…
まるでココは、現実世界そのものの様に思えた…
ただ、そこに芽吹く小さな希望のような生命達
時の流れとともに癒された荒野
そこに生まれそして必死に生きようとする自然の力
私は、それが地球に暮す人間のようにも思えた…
自然の上では、人間は無力
でも、諦めず生きる事を選ぶ
その道が、決して楽でもなければ約束されたものでもない…
そんな険しい道のりを
ゆっくりでも歩みを止めないのは
生きる喜びを、心の何処かに知っているからなのだと思った。。。
さっきまでの、花に囲まれた雰囲気とは一転して
今度は活火山の恵山です♪
去年、初めて訪れてから惹かれてしまった場所
といいますか「火山」というものに惹かれたみたいなんです
何故だかは分かりません
いつも求めている、夕景の色の織り成す美しさや
緑や紅葉など四季が魅せる自然の美しさとも違う
地球という星に一番近い場所のような気がする…
そんな感じでしょうか
ここに来ると他の「音」が欲しく無くなります
自分の息遣いだったり、踏みしめ歩む音
そして地球が発する音以外は…
じっと黙って、この体と地球がリンクするような感覚を楽しみたい
何だか、そう思えるのです^^
いつもある雑音が…
お気に入りの音楽や、楽しいと思える会話だって、この時ばかりは要らなくなる
自然の音以外、この上なく嫌になる時でもあるのです。
風の音と、遠くで奏でる蝉の命の音楽を聞きながら
少しずつ歩み始めました
去年通ったルートとは別ルート
恵山を見上げると、そこには歴史が刻まれた大きな岩肌があり
小さく根付いた緑の姿もあります
あの岩が、何かの弾みで重力の成すがままになった時
また一つ、自分の無力を感じるのだろうか?
そんな一瞬に脳が回るほど、私の回路は優秀じゃないかぁ…なんても思いましたけど^^;
背にするは息づく火山…
目の前に広がるは、母なる海と緑の大地…
そんな不思議な風景が、何だか堪らなく清々しく居心地良く思えました
・・・この先、まだ結構な距離だね^^;
今日は諦めましょう…
と、いいますか
ちょっと行ったのですが、急に風が強まり
どんどん足場も悪くなって一人だと怖くなってしまいました(笑)
何だか、この先に来るなって言われてるみたいで・・・
と、臆病者の私は
回れ右をして、すぐに下山です…^^;
行きよりも、確実に早足になった私に
そんなに急いじゃ危ないよ…と言われんばかりに
出迎えてくれた風景
一息付いて、落ち着きを与えてくれる様な風景です♪
でも、一度入ったスイッチは完全には戻らず…
帰り道に見た岩たちは
行きの道よりも、少し迫力に満ちておりました・・・
生きると言う事は、何があるか解らない一秒先の喜怒哀楽を
いかに受け入れられるか
何も無いように過ぎていく小さな時間たちの積み重ねの上に
自分では無駄のように過ぎた小さな時間も
遠くから聞こえる蝉の、ほんの僅かな存在意義を思うと、それはとても大きな時間となり過ぎて行く…
地球という大きな存在からしたら
私の一生だって、過ぎ去る一瞬の時かもしれない
でも、蝉にしたって私にしたって、この地球にだって時は平等に過ぎる
大切と思えるか思えないかは自分次第
さぁ
どう立ち向かえば良いのか…
私は人間
地球の中の生物の一部かもしれない
時の流れだけでは解決出来ない事が多い
でも、考えて考えて…失敗したって、また考えてそれに立ち向かえるのが人間
なんか、そんな気がしました。。。
って、何の話だ??って感じですね(笑)
良い所だ~
また、行こ~っと恵山♪♪
※あまりご訪問出来ておりません
ご了承下さい・・・ m(_ _)m
恵山の風景「2011年6月7日 満開の恵山の つつじ」 [北海道]
2011年6月7日 火曜日 晴れ
眠い!
出発前から眠い…
いつもながらの20日ぶりの休みだもんね…^^;
明日の仕事より、今日のホリデイ!
ってホントは、そんなノリで向かいたかったのは
先月に引き続き函館
たぶん今年は、たくさん函館に行かなくてはならないみたい…
しかも、日帰りでorz
でもね、せっかく行くのだから
用事だけでは勿体無い!
だから、たっぷり楽しみも詰め込んで行く事にします^^
で、今回の楽しみは…
恵山の つつじ♪
今年は寒かったせいで、少し遅れてるから今時期になってるとの事
何度も足を運んでいる函館ですが
満開のツツジの時期に行くのは初めて♪
どんな感じか楽しみ~♪
恵山も、去年初めて訪れてから、とても惹かれている場所ですので
ダブルの楽しみです♪♪
夜出ようか?朝出ようか??
体調と天気予報と相談
体調は…めっちゃ眠いzzz
天気予報…午前中は少し曇りがちorz
じゃ朝の出発だね~っと
晩飯食って即寝(笑)
久しぶりに23時前に寝ました^^
で、朝3時半に目覚まし…
ぉぉ…マジ眠っ!
朝の目的を考え、4時45分には出発したい…
頭も体も動かないけど、何とか用意を済ませ出発。。。
恵山に行く事を考え、函館の用事を午後にして
森町から、国道278号線を通る
早朝の東側海岸線ルート!
なんか良いな~って思ったのですが
これは、今度夜に出れる時に通る事にしました
夜明けから、ゆ~っくり観たいと思いまして^^
まずは、いつものアンジェリック・ヴォヤージュで
ショコラ・ヴォヤージュをプチ大人買い^^
何にも無い平日だったせいかオープン前(AM10時オープン)に
誰も並んでいない!?
えっ!休み??って思っちゃいました
先月のGWの時なんか、50人以上並んでましたからね…
そして朝食用にパンとかケーキを買って…
美味~い♪
初めてパンを買ってみましたが、出来たてって事もあったのですが
めっちゃ美味かったです♪
と、何の画像も無いですが…^^;
用事に向かう途中・・・は、また今度
機会がありましたら日記にします^^;
さ~て恵山!
函館市内より湯の川を抜け海岸線を東へ東へ
薄白い青空の下
気持ちの良い海岸線を、のんびりドライブ
漁師町の、海の匂いと干された昆布の香りを嗅ぎながら
細い道を向かう…
その細道を、少し山に向け左折すると雰囲気が一転する
恵山に向かう道の両脇には
満開を迎えた、濃い桃色のツツジが
まるで、出迎えてくれたかのように並ぶ
青空の下、新緑の輝く緑
そして、圧倒的な存在感で一面に広がるツツジ
これが恵山のツツジ…
昔、桜の終わった函館に訪れた時
義父に頼まれ、恵山のツツジを買いに来た事があったが
その時は、まだ蕾のツツジ
あの時、望んでいた光景がこの光景だったんだと
懐かしいことを思い出した
間違いなく、季節は夏に向かっているんだと確信できる
とても暖かかったこの日
車から降りると、濃い緑の匂いとツツジの香りに包まれた
私は、蝉のBGMに心を弾ませ
前山展望台のある場所を目指す
すれ違う人と挨拶を交わし
滴り落ちる汗をぬぐいながら
緑と花の道を、ゆっくりと登って行く
海をも望める景色を眺めたり、香りたっぷりのツツジを撮ったり
キレイな空気を、胸一杯に深呼吸したり
普段は出来ない好きな事だけを行いながら・・・
時折、ツツジの香りを少し冷たい風が運んでくる
全身から吹き出す汗を纏った体が、その冷たい風を敏感に感じとる
登ってきた山の上で、そんな風を待つのも
この暖かった日の、楽しみの一つとなった
爽快・・・
そんな言葉があって良かった
自分じゃ、なんて表現して良いのかわからない
展望台の日陰から眺めた景色を観ながら
そう思った。。。
下山も楽しみの一つとなり
あの濃い桃色のキャンパスへ、またゆっくりと向かう
一面に広がっていた つつじ公園♪
山の上との雰囲気とは違い、こちらの つつじは更に圧巻
正に、つつじの中に居る…
そんな表現が一番と思えるほどの風景
先ほど、山の上から見下ろしていた
真っ赤な景色の中にいる
てっぺんに昇った太陽に照らされ
一段と濃くなった、つつじの香りに包まれながら
公園内を観て回る
これを観ようと、たくさんの方々が遠方より恵山に訪れる…
わかるような気がします
花が好きな方は当然でしょうが
特別に興味の無い方も行ってみたくなる
包み込まれるような香りや
壮大に咲き誇る群生のツツジ…
心に受ける、癒しの大きさが違いますね^^
※なかなか、ご訪問出来てません…
ご了承下さい m(_ _)m
支笏湖の風景「2011年5月18日 始まりの季節を・・・」 [支笏湖]
2011年5月18日
やっと順番が巡ってきた…
南から、のんびりと流れて来た季節が支笏湖の色を変え始める
吸い込んだ空気に、色々な香りが混じる
土の香りであったり、新緑の香りであったり
湿った苔の香りもあれば、そこで汗まみれになって進む自分の匂いもする…
少し前までは、純白の世界だった場所にも
様々な色が芽生え
寒さに身を潜めてた者の声も聞こえる
そして新たな命が織り成す様々な音も耳に優しく届く
ずっとずっと…
夢にだって出て来ない見知らぬ昔には
私の住む街も
こんな色や香り、そして音が当たり前だったのだろう…
新緑の隙間からは、太陽の光が降り注ぐ
あと一月もすれば、深緑に変わった今年の緑達に遮られ
あの光は、大地までの手段の大半を失う事になる…
柔らかい木陰の光に育てられた苔が、一面を覆うのだろうか?
また別の何か・・・
私はまだ、その風景を知らない
晩秋までの少しの間
力強い生命が、この地を癒し浄化してくれる
そして私の心も癒してくれる…
あの澄みきった美しい湖は
そんな優しい生命の作り出す集大成のような気がした…
ここで観る空は、いつも観る空とは何か違う
気持ちがそうさせるのか?
刻々と姿を変え楽しませてくれる雲
この日は、不思議な色のオマケ付き
微かに色付いただけの彩雲だったけど
初めて見る私には、じゅうぶん魅力的だった
たくさんの奇跡から生まれたこの星が育む
たくさんの奇跡の結晶…
だいぶ失われてしまったけど
ここには、まだ太古から受け継がれた
奇跡の欠片が存在すると思う。。。
また、ゆっくりと癒されにお伺い致します。。。